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ブラスワンの熊鈴 行動スタイルに合わせて選ぼう!
【ちょと独特です】
ブラスワンの熊鈴は、ユーザーさんからの音に関する「生の声や要望」を2008年より製品化に取り入れてきました。
そのため、使用条件に合わせて専用の共鳴性能があります。
具体的には、各モデル毎に音の3要素(高さ、大きさ、音質)がそれぞれ異なります。
個人的な好みがあると思いますが、音量からみた選び方として大きく外れることは無いと思います。
【ブラスワンのベルは、なぜモデルによって音が違うのか】
この記事は、
「熊鈴を買い替えたいけれど、どれを選べばよいかわからない」
「ブラスワンのベルは、どれを選べばよいの?」
そんな方に向けて、ブラスワンのベルの選び方をお話しするページです。
前の「熊鈴の選び方」では、熊鈴を選ぶときに何を見るべきかをお話ししました。 ここでは、その考え方をブラスワンのベルに当てはめて、「では、実際にどのベルを選べばよいのか」をお話しします。
ブラスワンのベルは、すべてを同じように作っているわけではありません。
使用する人の行動や使用環境に合わせて、それぞれのベルに専用の「共鳴」を設計しています。
では、その音は何によって決まるのでしょうか。
ベルの音を大きく左右する基本的な要素は、
「材料・形状・厚み」
この3つです。
ここから、この3つについて少し詳しくお話しします。
その1 材料
ブラスワンでは、「良い音」を 「芯が太く、倍音が豊かで、美しい余韻がある音」 と考えています。
そして、この音を作るための材料として、ブラスワンが選んでいるのが「真鍮」です。
では、なぜ真鍮なのでしょうか。
熊鈴に使われる代表的な材料には、鉄、アルミ、真鍮などがあります。
それぞれに優れたところがあり、反対に苦手なところもあります。
| 材料 | 長所 | 音の特徴 |
|---|---|---|
| 鉄 | 比較的安価 | 音の芯が太い。倍音は少なめで、余韻はやや短め |
| アルミ | 比較的安価、錆びにくい、軽い | 音の立ち上がりが速く、芯はしっかりしている。倍音は少なく、余韻は短め |
| 真鍮 | 錆びにくい、音を作り込みやすい | 太い芯、豊かな倍音、長い余韻 |
真鍮は、ブラスワンが目指している音に近い特性を持った材料なのです。
真鍮は、銅と亜鉛を主成分とする合金です。
そして、銅と亜鉛の配合比率や、加える材料によって、硬さや粘りなどの性質が変わります。
実は、この材料の配合が音に与える影響はかなり大きなものです。
同じ「真鍮製のベル」であっても、使っている真鍮の性質が違えば、音の印象も変わります。
ブラスワンの製品でも、カノン、ガーディアン、Limited EditionⅤは、いずれも材料の表示としては「真鍮」です。
しかし、実際に聞いてみると、それぞれ音の印象が違います。
その理由の一つが、使用している真鍮の配合や性質の違いです。
その2 形状
鐘型のベルには、大きく分けると2つの方向性があります。
ひとつは、パイプのような細長い縦長の形。
もうひとつは、いわゆる教会の鐘を思わせる、口が大きく開いた形です。
縦長のベルは、クラッパー(振り子)が本体に当たりやすい構造を作りやすいという優れた特徴があります。
一方で、クラッパーの振れ幅が比較的小さいため、ベル本体を叩く力、いわゆるアタックが弱くなりやすいという面があります。
ブラスワンでは、熊鈴を単に「鳴る道具」ではなく、 「音を遠くへ届けるための道具」 として考えています。
教会の鐘や金管楽器を思い浮かべていただくと分かりやすいと思います。
どちらも、音の出口が朝顔のように大きく開いた形をしています。
これは、音を効率よく外へ届けるための形です。
教会の鐘は時刻や合図を遠くへ伝えるために使われ、金管楽器も、広い空間で音を遠くまで届けることを目的として発達してきました。
ブラスワンのカノン、ガーディアン、レゾノンのベル口が大きく開いた「朝顔型」になっているのも、この考え方によるものです。
その3 厚み
ベルの厚みも、音を決める重要な要素です。
簡単に言えば、薄く作るか、厚く作るかによって、ベルの共鳴の仕方が変わります。
薄く作ると、音は低くなりやすく、音質も薄く感じられる傾向があります。
反対に、厚く作ると音は高くなりやすく、コシのある太い音を出しやすくなります。
もちろん、単純に「厚ければ良い」ということではありません。
目標とする音に合わせて、材料、形状、厚みを組み合わせていく必要があります。
つまり、厚みもまた、ブラスワンが目標とする「共鳴デザイン」を作るための重要なファクターなのです。
製造方法も、音に影響します
ここまで「材料・形状・厚み」の3つについてお話ししました。
実は、もう一つ音に影響する重要な要素があります。
それが、「どのように作るか」です。
真鍮の鋳物ベルを作る方法には、大きく分けて「金型」と「砂型」があります。
金型は、金属製の型を使って成形する方法です。
2枚の型を合わせて作るため、製品には型の合わせ目が生じます。
音質は比較的硬めで、音の立ち上がりが速く、締まりのある音を出しやすい傾向があります。
倍音は控えめで、余韻はやや短めになります。
一方の砂型は、砂を固めて作った鋳型に金属を流し込む方法です。
砂型では、一体の鋳型を作ることができるため、完成したベルには金型のような合わせ目がありません。
適度な弾力性を持ち、力強い音量を保ちながら、ふっくらとした音色に仕上がるのが特徴です。
豊かな倍音を含み、余韻もきれいに伸びます。
ただし、砂型は製造技術による仕上がりの差が出やすい方法でもあります。
砂型にも種類があります
実は、この砂型にもいくつかの製法があります。
ブラスワンで扱ってきたものでは、大きく分けて「生型」と「ガス型」があります。
生型は、整形した砂を叩いて固めて鋳型を作る方法です。
ガス型は、砂型に炭酸ガスを吹き付け、化学反応によって砂を硬化させて鋳型を作る方法です。
「砂を固める方法が違うだけ」と思われるかもしれません。
しかし、完成したベルには違いが現れます。
生型は、製造時の条件によって個体差が出やすく、仕上がったベルの音程にもばらつきが生じやすい傾向があります。
音は比較的柔らかく、すっきりしたトーンに仕上がります。
一方、ガス型は生型と比較して個体差を抑えやすく、音程も安定させやすい製法です。
音は、生型と比較するとコシが強く、のびやかな余韻に仕上がる傾向があります。
だから、モデルごとに作り方が違います
ここまで読んでいただくと、ブラスワンのベルが「全部同じ真鍮で作ればいい」というものではないことがお分かりいただけると思います。
目標とする音が違えば、必要となる材料も、形状も、厚みも、製造方法も変わります。
ブラスワンでは、
材料
形状
厚み
製造方法
これらを組み合わせながら、モデルごとに目標とする「共鳴デザイン」を設計しています。
だから、カノンとガーディアンでは音が違います。
ガーディアンとレゾノンでも音が違います。
これは単に「音の高さ」や「音量」を変えているのではありません。
使用する人の行動や環境に合わせて、必要となる音の特性そのものを変えているからです。
つまりブラスワンの熊鈴は、
「誰にでも同じベルを選んでもらう」のではなく、
「どんな場所で、どんな行動をするのか」に合わせて選んでもらう。
そのために、それぞれのモデルを作っています。
ここから先は、実際のモデルごとに、
「どんな人に向いているのか」
「どんな場所で使うことを想定しているのか」
「どんな音を目標としているのか」
を順番にご紹介します。
【お願い!】
まずは我慢して下記、読んで欲しいです!
【高い音が必要な方へ】
問い合わせで突出して多いのが「高い音でデカい音」
コレ非常に多いです。
まず物理的法則としてご理解して頂きたい4項です。好き・嫌いにかかわらず、どこで作っても、誰が設計しても下記のようになります。
●音程とベル口径の関係
ベルの音を高くするためには口径を小さく設計する必要があります。→ 共鳴体積が小さくなる → 音が小さくなる
●音程とベル厚みの関係
ベルの音を高くするためにはベルの厚みを厚くする必要があります。→ 重くなる → 余韻が短くなる
●音量とベル口径の関係
音を大きくするためには口径を大きく設計する必要があります。 → 共鳴体積が大きくなる → ベルが重くなる
●音量とベル厚みの関係
音を大きくするためには、適度に薄くする必要がある → 軽くなる → 音痩せする
できるだけ高い音で大きな音をベルから出力するには、重量は重い傾向にあり、サイズは大き目になります。
ブラスワンベルの代表製品 スペック一覧
| 音量(db at0.5m) | 音の高さ(Hz) | 本体重さ(g) | 鋳型 | 化粧箱 | 名入れ | |
| カノン | 81 | 4.200 | 85 | 生型 | 〇 | 〇 |
| ガーディアン | 91 | 3.700 | 110 | ガス型 | 〇 | 〇 |
| レゾノン | 94 | 3.500 | 250 | 生型 | × | 〇 |
| TS-2・HM-2 | 78 | 3.400~4.400 | 150 | 生型 | × | × |
| TS-1 | 70 | 3.400~4.400 | 60 | 生型 | × | × |
| ドーナツ型鈴 | 65 | 130 | 生型 | × | × |
測定器:コルグ・OT-12、サンワサプライ・400-TST933
一般ユーザー向けにはコレ!
【熊鈴 カノン】

【想定対象者】
初級,及び一般ユーザー層、グループ行動
【想定使用環境】
観光登山、ハイキング、野山の散策
【特徴】
ブラスワンベルの中で最も小ぶりなベル。
真鍮特有の「りちーん」とした高い音が響きます。
音は太めで、音圧の弱さは感じません。
ファットなハイトーンのスタンダードモデル。
【スペック】
発生周波数:4.200Hz±200
最大音量値:81db(at0.5m)
サイズ:口径50㎜、高さ(首下)40㎜、重量85g
製法:生砂型
素材:真鍮
【備考】
音質証明書、化粧箱、名入れ可能
単独行向けにはコレ!
【熊鈴 ガーディアン】

【想定対象者】
渓流釣り、山菜取り、キノコ採り、測量・地質調査・電力関連など個人から法人まで
【想定使用環境】
沢筋、谷筋、藪漕ぎなど登山道から離れた原野での活動域
【特徴】
2010年代の釣り師を中心としたユーザー調査で最も人気のあった音域を採用。
適度な唸りを含んだ共鳴、芯の太い音圧を出力します。
モデルチェンジを重ね熟成し、最新モデルはVer4(第4世代)
ベル口径は56㎜と大き目で、ブラスワンで人気NO1モデル。共鳴性能的にはオールランドで使える
熊鈴選びに迷ったらコレ!
【スペック】
発生周波数:3.700Hz±100
最大音量値:91db(at0.5m)
サイズ:口径56㎜、高さ(首下)45㎜、重量110g
製法:ガス型
素材:真鍮
【備考】
音質証明書、化粧箱、名入れ可能
単独行向け大音量モデル!
【熊鈴 レゾノン】、【スーパーレゾノン】

【想定対象者】
渓流釣り、山菜取り、キノコ採り、測量・地質調査・電力関連など個人から法人まで
【想定使用環境】
沢筋、谷筋、藪漕ぎなど登山道から離れた原野での活動域
【特徴】
「絶対的安心感! そんな大音量が欲しい」毎年増え続けるそんな要望に応えた「単独行向け大音量モデル」
限定モデル「リミテッドエディションⅣ」で初公開した特殊銅合金を量産モデルに初めて採用しました。
一度、ベルが鳴ると音の立ち上がりが早くエッジの効いたシャープな音が特徴です。芯のある太い音色はウナリを伴って響き渡ります。
重くてデカいです
【スペック】
発生周波数:3.500~3.800Hz
最大音量値:94db(at0.5m)
サイズ:口径70㎜、高さ(首下)65㎜、重量250g前後
製法:生砂型
素材:特殊銅合金
【備考】
音質証明書、名入れ可能
作業用
【TS-2】、【HM-2】

【想定対象者】
農林従事者、山林整備者 渓流釣り、山菜採り
【想定使用環境】
田畑、草刈り、土木工事、森林整備など
【特徴】
作業用の熊鈴で、音はそれほど大きくありません。
構造として「振り子」を持たない密閉型のため動いてさえいれば常に音がでます。
また、本体の破損の心配は皆無で高い堅牢性があります。
藪漕ぎなどでも紛失の心配も少ないです。
*音程の個体差幅が大きいです。
【スペック】
発生周波数:3.400~4.400Hz
最大音量値:78db(at0.5m)
サイズ:全長140㎜ 幅40㎜、重量150g前後
素材:真鍮
【備考】
ベル本体の作りは粗い(鏡面研磨可能)
トレラン用
【TS-1】

【想定対象者】
トレラン、災害救助犬などの動物、
【想定使用環境】
微振動が長時間続く環境
【特徴】
鐘型と異なり、振り子がないため微振動が長時間続いても破損の心配はありません。
【スペック】
発生周波数:3.400~4.400Hz
最大音量値:70db(at0.5m)
サイズ:全長120㎜ 幅30㎜、重量60g前後
素材:真鍮
【備考】
ベル本体の作りは粗い(鏡面研磨可能)
趣味用
【TS-1】

【想定対象者】
失くされた方の代替品、趣味用など
【想定使用環境】
観光・散歩・ハイキングなど
【特徴】
2個の異なる共鳴体が同時に響く「独特の和音」が響きます。アタック音が小さく大きな音は出ません。また、舞台やテレビなどの音響道具などにも使われております。
【スペック】
サイズ:外周65㎜ 厚み25㎜、重量130g前後
素材:真鍮
【備考】
ベル本体の作りは粗い(鏡面研磨可能)
どれを選んで良いかわからない方は、直接お問い合わせを
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【買い替えの方は】
分かる範囲で、今お使いの熊避け鈴の「ベル形状」、「口径」、「材質」、「ベルの厚み」などお知らせください。
【初めて熊避け鈴をご検討の方は】
お近くのお店で、自分の気に入った鈴をお買い求めください。実際に使用してみて「どうもシックリこない」そう感じた場合は、改めてご相談ください。
お電話の方は 9:00~15:00(不定休)
090-2833-5176 (ブラスワン 担当 西田)
076-464-3770 (ブラスワン 担当 西田)
「熊鈴の件」と一言お願いします。
一生懸命に作業をしております。
大変申し訳ございませんが、作業中は電話に出られません。
お時間をおいて再度お掛け直し頂くか、携帯電話までお願いします。

